本当は真面目なんだけど容量小さいので整理できない頭の中


by o00honey-bee00o

井の中の蛙を育てる

公共ホールが、その土地の学校の吹奏楽部がコンクールで上位入賞を果たすお手伝い。
公金を使って、吹奏楽部の子どもにだけメリットのある事業をする。

これって、どうなん?

たしかに、次世代育成。
中学生も高校生もこぞって参加する。
関係者は喜ぶ。上位入賞に近づくから。
長い目で見れば、管打楽器奏者の育成にはなる。

学校の部活を母体とした、地域文化の次世代育成。

だけど、部活がなければ人は来ない。
部活で先生や先輩が日頃の指導をしなければ、プロのレッスンも無意味。
子どもが減って、吹奏楽部がなくなったらどうやって人集めるんだろう。
たとえばホールで吹奏楽団を持つにしても、「学校には音楽の部活動はないし、楽器なんて触ったこともないけど、ホールで吹奏楽団員募集してるから、チューバ吹いてみよう!」なんて子、いるんだろうか。
コンクールの練習に地域全体で力を注げば、「吹奏楽」しか知らない、「コンクール」だけに注力する人間が育つんじゃないだろうか。
その結果、高校を卒業したら楽器を持つことをやめてしまう、または吹奏楽しかしない、ということになってしまうんじゃないのかな。
吹奏楽しか聞かないんじゃ、吹奏楽でも大した表現できないんじゃないかと思うんだけど。
音楽文化全体の、長期的発展にはならないような気がする。
それで将来、地域の音楽文化を支えてくれる人材が育つんだろうか。

コンクールのレッスンなら、吹奏楽連盟でやれば?って思っちゃう。
公立文化施設でやるならせめて、彼らがコンクールだけでなく、
その先、その外にあるものがちらっとでも見えるような、工夫した内容にしてほしいなあ。
ネット上からだけでは伝わってこないけど…

企画者はニーズに応えることも大事だけど、迎合してちゃだめで、常に新しい提案ができるプロデューサーでなければいけないんじゃないのかな。
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by o00honey-bee00o | 2014-07-31 15:57 | 仕事